FRIENDS CUP

静岡県南伊豆・石廊崎の沖磯において、2015年1月25日(日)に2014 Frineds CUPの決勝大会を開催しました。2014年の決勝大会は、昨年の11月30日(日)に予定をしていましたが、悪天候により延期となり年越しの開催となりました。

 

前日の予報、船長判断で、寒グレシーズンの中でも唯一といって良いほどの絶好の凪に恵まれ好勝負が期待出ると、スタッフ一同まずは一安心。大会当日、2014年の予選会を勝ち抜いた精鋭16名が石廊崎・本瀬港に集結した。午前5時に抽選を行い対戦者が決定し、思い思いに出船準備に取りかかった。

1回戦は、本瀬港をで直ぐの黒根から船付けし、最終組は赤島に渡礁した。試合時間は、磯上がりの14時を考え、少し短い40分ハーフの80分の対戦。朝一の試合は、好シーズンとは違い、撒き餌をしてメジナの活性が上がっての一瞬が勝負。短い試合時間の中、このタイミングを巧く掴んだ選手が2回戦に進出した。2回戦は、1箇所を除き１回戦で使っていない磯、ヤクナシ、小ホーロク、ウノ根、小赤島と、何処も釣果を望める磯での対戦。しかし、１回戦と同様に撒き餌を効かせてからの勝負は同じ状況、潮、仕掛けの安定、撒き餌との同調と基本に忠実な釣りをした選手が勝ち抜けた。

3回戦は、大根・小島、赤島(小赤島向かい)での対戦。この磯も、石廊崎を代表する一級磯で、上がれば良型が出る磯での対戦。勝敗を分けたは、掛けたメジナを確実に取った選手が勝ち上がった。

決勝戦は、敗者全員と役員も一緒に陸の丸島に上がり、審判、ギャラリーが見つめる中での対戦。決勝戦の餌は、選手準備の餌でなく、オキアミ１．５枚、マルキュー社のイワシパワーグレ・スペシャル、グレパワーV９、くわせオキアミスーパーハードを実行委員会で用意した物を使用した。緊張の中で試合が開始。撒き餌が効き始めた頃、餌取りのオセン、メジナも底の方でチラホラし始めたが、メジナはヒットせず厳しい状況が続いた。虎の子の１尾が来たのは、場所交代の1分を切った時、突然のヒット。この１尾を大事に納め、優勝の１尾となった。決勝戦は、撒き餌の入りが無かったのか、メジナの活性が今一つ上がらず、辛抱の釣りとなったが、ここでも一瞬のチャンスを逃さずメジナを取り込んだ事が勝敗の分かれ目となった。

 

2014年にスタートしたFriends CUP、無事に第1回決勝大会でチャンピオンが決定しました。

決勝大会の成績詳細は、Blogの成績表を確認して下さい。
 

2015年も2回の予選会と決勝大会を開催し、第2回決勝大会のチャンピオンを決定します。

トーナメントを始めたい方、釣技を磨きたい方、奮っての参加をお願いします。また、第2回決勝大会のチャンピオンが決定後、第1回決勝大会のチャンピオンとの名人戦を行う予定です。
 

最後になりましたが、協賛を頂いた各釣りメーカー、各渡船店、各釣具店に、お礼を申し上げます。